本文へスキップ

中部フローリング株式会社では国産材をはじめアメリカ、東南アジアなど世界の国々から選び抜かれた木材を使用しています。

TEL. 052-503-1626

〒452-0824 愛知県名古屋市西区こも原町182番地





メンテナンスについて

フローリング メンテナンス

 日常の室内生活の中で、床の持つ役割は重要なものです。
床の施工が完全なものであっても、その後の維持管理が不適当であれば、その機能をそこなうばかりか、すべりや破損によるケガなどを招きたいへん危険です。したがって、建物の維持管理の中でも、床の維持管理は大切なものです。その中で木質フローリングのウレタンコーティングされた床として、必ず維持されなければならないのは、次の点です。

1、清潔であること。
2、床表面の光沢、すべりなどを最適な状態に保持すること。
3、破損箇所が放置されていないこと。

これらをいかに日常、そして長期にわたって維持していくかが、木質床の維持管理のすべてであるといえます。
理想的な維持管理を行うためには、まず床の『保護』に十分配慮し、『清掃』はその必要性と方法をよく心得て実施することが大切です。

もし機能上支障のある損傷が生じた時には、すみやかに補修しなければなりません。
床の維持管理は下記のように分類することができます。

日常清掃(維持管理の基本)

木質塗装床の清掃は日常清掃と特別清掃に大別できます。 床表面のホコリ、ゴミ、汚れの除去が清掃の基本です。
それもなるべくこまめに行うことが大切です。

日常清掃

 仕上げ塗装の発達により、仕上げ表面は耐久性を持っています。 ただ、日常清掃が適切でないと、耐用年数は短縮し、使用中に思いがけない事故をひきおこすこともあるので、管理者は清掃については万全を期さなければなりません。

日常清掃は自由箒、モップでの空拭き、電気掃除機等で床表面の砂、ホコリ、ゴミ等を除去します。

ホコリやゴミがあるままの状態で、はじめから、油とり、汚れ落とし用の洗剤拭きをすると、ぬれたホコリが床に付着して、かえって汚れがとれにくくなることがあります。

水を使い過ぎると床板が膨張したり、隙間から水を吸収して小口に染みが出来たりするので、雑巾はきつく硬く絞って擦るようにして汚れを落としてください。

定期清掃

 日常清掃では取れない汚れは、通常3〜4ヶ月に一度、定期的に特別清掃を致します。
定期清掃は、揮発性有機化合物を含まない、油とり・汚れ落とし用洗剤・AFM社製スーパークリーン(15〜20倍に水で薄めてください)を使用して床面の汚れをきれいに取り除きます、乾燥後、揮発性有機化合物を含まないへルシーコートプロ水性ワックスを、ワックス塗布用モップにワックスを浸し、硬く絞って、薄く塗り広げてください。 2〜3時間で乾燥します。

外部よりワックス・油脂類の持ち込みにより、床面がすべり易くなったら定期清掃の要領でワックス・油脂類を揮発性有機化合物を含まない、油とり・汚れ落とし用洗剤、AFM社製スーパークリーン(15〜20倍に水で薄めてください)にて取り除きます。

その他

 以上の他にも、特殊な汚れが生じることがあります。 問題箇所が部分的で小規模な場合には全面的にならないうちに処置します。
処置方法がわからないときは、安全対策をとったうえ、すみやかに専門業者に連絡してください。

常に床を清潔に保つことが清掃管理の目的です。

無垢材フローリングについて

1.
 自然木を製材し天然乾燥、人工乾燥して、加工した無垢材フローリングは、人間が生活していく上で健康や安全性に優れた材料として、建築基準法「居室の建築材料の化学物質・発散の基準規制」からも、規制対象外製品として取扱われています。

 無垢材とは元来、生命を持った素材をそのまま加工して使用されたもので、太古の昔より人間の生活に潤いを与え、暑さ・寒さ・雨・風を凌いできた結果、私たちに自然に受け入れられる材料としての無垢材フローリングが生まれました。

 近年、生命を持たない素材から出来たガラス・金属・コンクリート・プラスチックなど化学合成品に囲まれた生活を送ってきた私たちは、日夜いろいろな公害に悩まされています。しかし木材はこのような状態を柔らげ自然の温かさや潤いを身近に取り戻してくれる事でしょう。

また、木材は大切に扱うことにより新築で使用され始めた頃より、200〜300年は強度が増してくると言われています。
これは生命を持たない素材の特徴である新しい時が一番強く、時が経つと脆くなる(プラスチックなど数年経つと粘りがなくなり小さなショックで脆く割れてしまう)のとは全く違う性質を持っています。

しかし、どのような材料でも環境の影響を受けないものはありません。温湿度の変化、摩擦・衝撃・酸やアルカリによる腐食、紫外線などによって材料固有の特性により変化していきます。

木材も他の材料と同様に、いろいろと変化をしますが、木材の樹種によってそれぞれ天然固有の特徴などがあります。

 日本では夏期に湿度が高くなるという、木材にとっては不利な条件がありますが、木材を利用する以上それに対応する手段を十分に考え、木材・樹種の特徴を長い間使用されてきた経験による知恵で、その特性を生かし処理して補い、付加を高めて行くことが大切です。それぞれの木材・樹種の特性をよく知って有効な利用方法を心がける事が必要でしょう。

2.
 無垢材は樹種により同じ体積でも重さが違います。 また同じ樹種でも重さが違います。 それは、木材の細胞の密度の違いです。
水は同じ体積であれば同じ重さです。人間は細胞から出来ていますが同じ体積の人はほぼ同じような重さです。

しかし木材は、樹種により木質細胞の密度と隙間の差によって同じ体積でも数倍も重さの差が出来てしまいます。
従って、それぞれの樹種を自然に乾燥し一定の落着いた状態で計測した比重(平衡含水率15%〜17%程度)を気乾比重と言って水1に対しての比重を表しています。

 一般的に、木材は比重に比例して狂いが大きいとされています。 細胞の空隙の大きい桐は気乾比重0.20〜0.40で狂いがとても小さいのでタンスなど家具に多く使用されるが柔らかいのでキズが付きやすいのが特徴です。

 細胞が密なカシの木は気乾比重0.8〜1.05でとても重く堅いので木刀・木車輌・櫓などに使われキズが付きにくく耐久性があります。
無垢材フローリングは一般的にキズが付きにくい樹種を選択する場合が多く、狂いの心配はあるが気乾比重0.5以上の広葉樹が多い。しかし近頃はキズ、凹みの心配より木材らしさを選択し、比重の小さい節のある針葉樹も使用されてきています。

 気乾比重が小さくなる程、木の細胞空隙は大きくなりますので柔らかくなります。その性質は狂いは小さいが,耐磨耗性は大きいので木の繊維は早く取れ、時が経つと密度の高い晩材部や節が残り早材部が磨耗により、凹みが出来ます。

 また同じ樹種でも、その育ち方でそれぞれ個性に差が出来ます。樹木は自らその環境を変える事は出来ません。
日当たりの良い南側で育ったものと日陰の多い北側で育ったもの、風通しの良い尾根で育ったもの、群生して育ったもの、多くの樹種の中で育ったものなどの違いにより、成長応力や収縮異方向性や交錯木理、早晩材差など、それぞれに個性があり、出来上がった板材は一枚一枚全て別々の顔(年輪・色・濃淡)をしており、それぞれの性格(環境変化による板材の動き)なども違ってきます。

皆様にはそれぞれの樹種、無垢材フローリング、一枚一枚が醸し出す個性を十分に楽しみながらお使い頂けます様、お願い致します。

無垢材フローリングメンテナンス

 無垢材フローリングのメンテナンスについては使用されている樹種で多少違いがありますが、一般的には無垢材フローリングの含水率はその木材の持つ気乾比重時の含水率より、少し乾燥された状態で出荷されます。

それはフローリングが使用されている居室内は気乾比重測定時の木材含水率より高気密、高断熱仕様によって乾燥されているからです。

 木材の持つ特性、調湿作用によってフローリング中にある水分を放出し、幅方向の収縮が大きくならない為に、含水率を低くして製作されています。従って逆に夏場の雨期の高湿度時は、その水分をフローリングが吸収して板幅は膨張してくるのです。

 その膨張・収縮を小さくする為には、フローリングを貼る前に下地捨板張りをして居室内と床下の温度差に依る結露の水分が、直接フローリングに付着しないようにする事が必要です。

フローリングの表面は出来るだけ塗装するか、ワックス塗布をして環境の変化を受けやすい、無塗装のまま放置しないほうが良いでしょう。

 無垢材の板の表面は超仕上げ飽掛けか、サンダー仕上げになっております。
従って細い繊維細胞が生地に付着しております。
塗膜性の塗装をすれば下塗り時にそれが毛羽となり浮き出てきますから、それをペーパーで落し上塗りをすればツルツルになり汚れが付きにくくなります。

 その後のメンテナンスは塗装済み用ワックスを時々塗って、普段はモップ等で乾拭きをして下さい。
自然オイル塗布仕上げは、木材表面に塗膜を作らず自然な風合いが出、木材自信にも潤いを持たせます。下塗り時に多少毛羽が出ますが、軽くペーパーを当てて上塗りをして下さい。

まだ、少し毛羽が残っていても乾拭きをしたり専用オイルワックスを塗りまた乾拭きをしている内に毛羽は取れて美しい木目が出て来ます。

 何もしないでそのまま生地を楽しみたい方は、少し時間がかかりますが何もしないのでは繊維細胞に汚れ、ほこりが付着したり、湿気などを直接受け毛羽が立って見えたりするので、その毛羽を取る為に乾拭きをこまめにしましょう。やわらかい布で拭いて下さい。茶殻・米ぬかなどを布袋に入れてこまめに拭くと毛羽は取れ自然の光沢が出て木目も美しくすばらしい床になる事でしょう。